事業ケーススタディ
協同電気株式会社の事業ケーススタディをご案内します。
某メーカー様
導入の経緯と課題
2007年に納入した、ベルトキャリーソータ用の駆動システムが劣化してきたため、フル稼働する前に納入をしなければなりませんでした。また、駆動システムが廃盤になる前に、部材の確保を行う必要もありました。
導入サービス・解決策
10年ほどで、ベルトキャリーソータ用の駆動システムの電源が劣化してしまうため、更新が必要でした。
2007年に720台程納入したが、修理は年に3~4台。全てを常に使っていたわけではないため稼働台数に余裕があり、
支障が出てきたら劣化してないところのものを使っていました。
もともと某空港向けに設計したものであり、汎用品の部品では合致せず、専用の部品が必要でした。
廃型が迫った部品ではありましたが、廃型になっていなくても工場に部品が無いことがあるので、
本当に必要な数を用意できるのかを直接工場に何度も確かめました。
導入にあたっての双方のやり取り
お客様の要望としては、
①ベルトコンベアを止める、夜中の限られた時間に素早く作業できるよう、
取付のまったく同じものを作ってほしい(それでも一晩で5~6台)
②納期は必ず守ってほしい
ということでした。
弊社の対応としては、某メーカー様の工程表をもとに、担当者が説明をしながら作業を進めました。
クライアントと弊社の長年の信頼関係があったからこそだと思います。
結果・お客様の感想
専用の部品が廃盤になる前に発注が行えたため、倍以上のコストを抑えつつ、2018年と2020年に全部で670台ほどの駆動システムを納入することができました。お客様からは、「取引先への提案の際も、システムが古くなっていること、今のシステムを維持するためには汎用品では代わりにならないことなど、丁寧に何度も説明をしていただき、協同電気様がいてくれて良かった」とのお言葉をいただきました。